夏の過ごし方
- kalaniyoga11
- 8月9日
- 読了時間: 3分

年々、夏を無事に乗り越えられるか心配&不安に思うことが多くなってきました。
家を出た瞬間に息苦しさを感じたり、毛穴がババっと開いていく感覚だったりを繰り返していくと、玄関の扉を開ける事が本当に億劫なのです。
ましてや、日中の気温が40℃越えのところがあると聞いてしまったら、外に出かけるのをやめたい・・・でも、そうもいかない!!
その葛藤の繰り返し。
皆さん、日々本当にお疲れ様でございます!
日本は海に囲まれた島国。1年の中で最も高温多湿となる「夏」をどう乗り越えていくか、アーユルヴェーダ的に【夏の過ごし方】をみていきましょう。
「夏」は火と水の元素からなる「ピッタ」がたまっていく(蓄積)季節です。
夏というと
暑く、喉が渇き、汗をかく
なので、冷えた室内でのど越しよくサッパリとした冷たいものを摂りたくなってくる季節ですね。
冷えた飲料、冷製の食事、アイスクリームなど。
そして、さらには体力を落としていけない!と、「肉だ!」などと、消化力に負担がかかる高カロリーなものも摂りがち。
すると?
もれなく消化力が落ちます。
消化力が落ちてしまうと、栄養が体内にゆき渡らず。「結果」体力&気力がどんどん奪われていってしまうのです。
体力を補うはずの食事が、体力を反対に奪うことになってしまうということに。
では、何を取り入れたら良いのでしょうか。
【旬な食材】
夏野菜や果物には、水分をたっぷりと含むものが多く、身体の熱を緩やかに下げてくれます。
冷性で甘みがあるものや、苦味・渋味を含むものがオススメです。
【取り入れたい味と食材】
甘味・・・トマト、きゅうりなど
苦味・・・ゴーヤ、ミョウガ、オクラ、レタス、モロヘイヤ、ピーマン、なすなど
渋味・・・ケール、大麦若葉、抹茶、枝豆など
【控えたいものと味】
油っぽいもの、糖質過剰なもの、消化に重いもの
塩味・辛味・酸味(摂ってはいけないということではなく、過剰に摂りすぎないようにしてください)
最後にもうひとつ大切なのは、適度な「運動」と「睡眠」です。
暑くてやる気も奪われ、動くことも嫌になってしまいますね。
冷えた室内で、じっと動かずにいると巡りが悪くなり、身体の痛みや倦怠感などの症状が起こりやすいので、無理なく体内の巡りを高めるという程度に軽く動いていきましょう。
そして、早寝早起き。
「疲れている」からと言って気の済むまで寝てしまうと、朝起きた時の身体の重さ&痛さにびっくりされると思います。
「朝活」オススメですよ♪
時間や心の余裕がある時に、早めに起き体を少し動かしてみてください。身体の奥がふわっと軽くなるような爽快感が味わえますよ。
アグニ(消化力)を落とさないよう、消化に優しい旬の食材を取り入れ、しっかりと睡眠をとるように早寝早起きを心がけていきましょう。
そして巡りを高めるために、軽い運動を1日のルーティーンの中に組み込んでみてください。
「やってみよう」の気持ちが起こるのを大切に待ってあげてくださいね。
長い長い夏を乗り切りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。




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