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インド旅行記①パンチャカルマ編

  • kalaniyoga11
  • 4月1日
  • 読了時間: 5分

だいぶ時間が経ってしまいましたが、8月に訪れたインド旅行記を少しずつ書いていこうかと思います。

まずは、当サロンでおこなっているアーユルヴェーダトリートメント体験から。


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アーユルヴェーダ発祥の地であるインド・ケララアーユルヴェーダ施設『Soma Theeram』に滞在しました。

英語の喋れない私は、まだまだインド一人旅の勇気がなく。。。

今回は一人旅ではなく、ABNC講師の水野香織先生と、トリートメントサロン『Haagi』のセラピストであり、私のトリートメントの師匠であるHIROKO先生のリトリートに参加しました。


〜パンチャカルマ(*1)のスタート!〜

パンチャカルマの前処置(プールヴァカルマ)と言われるトリートメントから始まります。

まずは施設に常駐しているドクターの診断を受けます。

自分が今どんな症状で悩んでいるのか、改善していきたいことなどを話し、ドクターからの質問にも答え、脈診・触診・血圧などを測った上で、今後の治療方針が決められていきます。

ドクターから指示を受けたセラピストにより、約2時間のトリートメント!

メインのセラピストに、手を引かれてトリートメントの部屋へと向かいます。

部屋は暗く、オイルに火が灯されて厳かな雰囲気。


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日本ならば、肌が見えないよう細心の注意を払ってタオルなどで隠したりしてくれますが、こちらは真っ裸です(笑)


ただ、インドにて別のパンチャカルマ施設でトリートメントを受けた時には何もつけなかったのですが、今回は用意してくださったパンツを履くことができました。

ま、最後セラピストさんの前で脱がされるのだから、履いていないのと同じですが。。。


アーユルヴェーダトリートメントはどんなメニュー?〜


はじめは椅子のトリートメントからスタート。

目の前に立ったセラピストさんが私の頭頂に触れながら、「始まりのマントラ」を唱えてくれます。

これが身体の不要な力みを取り払ってくれ、この時点でもう最の幸。

 


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ヘッドマッサージから入り、椅子に座った状態で上半身のオイルトリートメントが始まる。

そこから、ベッドへと移り、2人のセラピストによる華麗なるトリートメントワークが始まるのだが、これが、すんごいスピード!!


ガシガシガシガシ!!とオイルを身体中に塗りたくっていく。

正直、全くリラックスできません(笑)


足先から胸の辺りまでのロングストロークロングストロークの終わりには必ず、部屋中に響き渡るほどペシペシッと勢いよく身体を叩かれる(笑)隣接する各お部屋から同じような音が響き渡り、魚市場さながらの賑やかさ。


Kiriをおこなっていただいた後に、シロダーラ。

このシロダーラでようやくリラックス。


「寝ている状態」と「起きている状態」を行ったり来たり。

身体が慣れてくると、どっぷりと深い睡眠に引き込まれ、自分がどこにいるか分からなくなり、飛び起きてしまったこともありました。本当に不思議な感覚に陥ります。


メニューは

イスのアビヤンガ、セラピスト2名によるアビヤンガ、キリ、フェイシャル、シロダーラ(カウンセリング、そしてその日の身体の状態により日々メニューが変わっていきます。)このメニューを2時間で終わらせるのだから、そりゃあ、あの速さになりますよね。。。


トリートメント後は、真っ裸の上に緑のガウンを羽織り、顔にはもはや誰だか分からない程ハーブのペーストを塗られ、その状態でココナッツの実に穴を開けた生のジュースをいただきながら、1時間ほどのんびりと過ごしてオイルをしっかり体内に浸透させていきます。

 

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その後、オイルを洗い流しその日の予定はほぼ終了。


〜トリートメントを終えて〜


前回インドで受けた他の施設でのトリートメントと比べて、初日と最終日の身体の変化があまり感じられませんでした。

何が違うのか考えてみた。


前回の時より、日本でアーユルヴェーダ的な食事やマッサージを取り入れていたからだろうなとの答えに至る。


でも、日本に到着してからやはり身体に変化が起こっていることを感じました。

まず、感覚器官。特に味覚と嗅覚。


ただの水に味を感じられるようになり、そして日本に到着してからいつも嗅いだことのない匂いをキャッチできるようになってました。


もう一つは生理。


同行してくださっていた先生も仰っていましたが、匂いと色、量が今までと全く違っていました。

色がなんとも綺麗な色で、そして量も正常な量。多すぎず少な過ぎず。これには驚きました。

「年齢的にしょうがない」ではなく、まだまだ変わることができる。健康の状態へと戻れる可能性があるということを実感しました。

 

今回、私は滞在期間が短かったので、ドクターの「デトックス」の必要なしという判断で、ディープなパンチャカルマは体験ができなかったのがとても残念でしたが、次回はぜひ2週間は滞在していきたいと思う。


1年に1回はデトックスのために、インドに訪れたいものです。

そして、当サロンではインドのようにものすごいスピードでマッサージをすることはありませんので、ご安心ください(笑)。

 

最後までお読み頂きありがとうございました😊

 

(*1)パンチャカルマ

パンチャカルマとは5種類の体内浄化方法(5つの治療法)

ヴァマナ(催吐法)、ヴィレチャナ(催下法)、ナスヤ(経鼻法)、ヴャスティ(経腸法)、ラクタモクシャ(瀉血法)


(2024.10.01)

 
 
 

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